痛みを無視すると陥る「内部観察力の鈍化」とは

腰や肩の痛みがあるのに、放置した結果、あまり痛みを感じなくなってはいませんか?

痛みがなくなったのか、もしくは慣れたかな?と感じているかも知れません。

しかし、体の調子が良いのか?と聞かれると、あまり良くない。そう感じているのであれば、今日のお話は意味があるはずです。

今日は痛みと内部観察力についてブログを書いてみました。

Contents

痛みを無視すると引き起こる「知覚の鈍化」

体から痛みが出ている状態は、体からの危険信号ということです。

危険信号を無視するどうなるでしょう?

一旦、痛みが慣れるように感じる「知覚の鈍化」が起こります。

「もう痛いのに慣れっこになっちゃいました。」

お客様との会話でも、そんな言葉をよく聞くのですが、知覚の鈍化はとても危険が伴うことを知っていて欲しいのです。

どういうことかというと「知覚の鈍化=自分自身の体の状態を認識出来ない」ということです。

内部観察力とは

内部観察力とは、自分の体の中で起きている変化に意識を向けて、どのような状態になっているのかをチェックできる力のことです。

今、自分の体が楽なのか、辛いのか、辛い場合や痛い場合は、どのような感じて辛かったり痛いのかを細やかに判断できる力ともいえます。

痛みを無視し続けると、内部観察力が低下してしまいます。

ということは、体にとって危険な状態であっても気づけなくなるということですね。

内部観察力が低下しているお客様の状態とは

体に違和感を感じてご来店されているのですが、検査をしたときに、左右の差に気づけ無いのです。

例えば、両足首を同じ様に動かして、右だけが動きが悪かったとしても、気づけないのです。

興味深いのが、ご自身の目で確認していても、認識出来ない方もいるのです。

目で確認していたらわかるでしょ。と思われるかも知れませんが、ご本人は違いを認識出来ないのです。

知覚の鈍化は、内部観察力を著しく低下させて、ご自分の体の変化を理解できなくなってしまいます。

定期的なメンテナンスが大事

内部観察力の低下を引き起こす前に、定期的なメンテナンスがおすすめです。

できれば、痛いところだけを診るのではなく、全身の状態を調整出来るほうが良いです。

なぜなら、痛い場所が出てくると、人は痛い場所をかばって生活するために、歪みが生じて、痛い場所とは違う場所にも負担をかけているからです。

歪みがある体は、全身のバランスを含めて調整しないと、また痛みがすぐに再発しやすいです。

ですので、知覚の鈍化が起きる前に、メンテナンスをオススメします。

札幌市でメンテナンスしたい!というあなたには、ファミリア整体院がお手伝い致します。

気になる方はご相談くださいませ。

最後までご覧くださいましてありがとうございました。

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佐々木 憲司

ファミリア整体院の院長。柔道整復師。治療家28年目。回復を実感できる整体と解りやすい説明は定評あり。メンタル由来の不調改善も得意とする。よさこいチームトレーナ10年・ミスコン審査員・TV・メディアにも出演。治療家向けの技術講師としても活躍中。