仕事や人間関係ではあらゆる問題に直面することがあります。
あれこれやってみたけど、もう八方塞がりかも。と思ったら「視座を高くする」ことを意識してみてはいかがでしょうか。
ちなみに「視座」とは物事をどの位置から捉えていくのかという指標です。
今回は視座についてのお話です。
なぜ視座を高くするのか
問題に直面しているときは、自分の考え方や自分の世界観でいっぱいになっているものです。
問題からいち早く脱する方法は、物事を捉える位置を変えることなのです。
そう。視座を変えて、もっと高い位置から物事を捉えるようにするのです。
今、自分が置かれている立場や状況に囚われていると、どの方向を見渡しても、すべてが壁に見えることは想像できますよね。
しかし視座を高くする意識をもつと、もっと先を見越して物事を捉える事ができるようになります。
近視的な考えや世界観からいち早く脱する事ができるのは視座を高めているからです。
視座を高くする具体的方法
時間軸で考えた場合は、今日明日をどうこうしようと悩んでいるのか、1年後、3年後、5年後、10年後の自分がどうなっていたいのか?と考えるかによって、大きく考え方は変わりますよね。
遠い10年後を考えるためには、もっと高い位置から遠く先を見通す考え方が必要です。
立場的な考えですと、社員としての立ち位置で考えるのか、それとも社長(経営者)の立ち位置で考えるのかでも大きく変わりますよね。
極端な話、一国民の立場で考えるのか、総理大臣の立場で考えるのかでは、明らかに見ているベクトルが違うことがわかりますよね。
目の前に大きな壁が立ちはだかり、どうしても乗り越えようとしたとき、視座を高く考えたり捉えることがとっても重要です。
間違っても目の前の壁から逃げないでくださいね。
壁から逃げるより、気づくことが大事であり、乗り越えるための方法でもあります。
詳しくは別な記事に載せてありますので、ご興味あればご覧になってみてくださいね。
まとめ
視座を高くすると目標が明確になります。
明確な目標を立てるとそこの向かうための推進力が強まります。
当然、スピード感も早まってくるでしょうから、ただ漠然と悩んで模索しているより効率的に壁を乗り越えていくことが可能となり、早期に問題を解決できるようになります。
また、視座を高くすることで、気持ちに余裕ができますので、落ち着いて物事に取り組めるようになります。
目先に囚われると、まわりの人のことが気になってしまったり、人と比較したりしてしまいますので、不安や焦りが募ることにもなりかねません。
ですので、ご自身の視座をもっと高くしてみることをおすすめします。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
佐々木 憲司
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