「どうせ私なんて、すぐ元(の悪い状態)に戻っちゃうんでしょ?」
ずっと痛みや不調に悩まされていると、口をついてネガティブな言葉が出てしまうことがあるかも知れません。
口に出さなくても、心の中で同じ様に思っている方も多いのでは。
でも、ちょっと待ってください!
その口癖、ちょっと変えるだけで、あなたの体に変化が現れるかも知れませんよ。
ひょっとしたら、あなたの人生自体に大きな変化が現れるかも知れません。
大げさではない今回の話は「日頃の口癖を変えるすゝめ」についてです。
思考は現実化する
「思考は現実化する」という言葉を聞いたことはあると思います。
治療の世界でも同じことがいえます。
「私はどうせ治らないよ。」
「どうせ私なんて、この痛みと一生付き合っていかなければダメなんだ。」
この様に思ったり、伝えてしまうと、実際にその通りになってしまいます。
言葉や想い(念)は、とても人を強く動かしてしまうものなのです。
ネガティブな言葉は、更に強力な力を発揮してしまいますので、常日頃、ネガティブな言葉を使い続けていると、自分自身を呪縛してしまうようなものです。
なぜに現実化するか?
人は自分の放った言葉や考えに準じて行動を決めているからです。
「治らない」と言ったら、治らないと決めたことになります。
ということは、治らない方向で思考を使い、行動に移していくように自分自身に司令を出しているようなものです。
いかに危険かお判りいただけますよね。
最後はポジティブな言葉に置き換えよう
思考の力は強い。それなら逆手に取ればいいんです。
「どうせ私なんて・・・」のあとに、ポジティブな言葉に置き換えてみましょう。
「どうせ私なんて、治っちゃうんだけどさ。」
「どうせ私なんて、痩せちゃうんだけどさ。」
「どうせ私なんて、元気に回復しちゃうけどさ。」
思わず「プッ」と笑えてしまうでしょ?笑
それで良いんです。
治る。痩せる。元気になる。このようなポジティブワードで締めくくるのが大事なのです。
間違って使ってはいけないワード
「どうせ私なんて、病気に勝つから!」
一見、良さげに見えますよね?
しかし、この表現はNGです。なぜなら主語が「病気」だからです。
主語に「病気」がつくと、思考は「病気」をメインにしますので「病気」を引き寄せてしまいす。
余談ですが、マザー・テレサは「平和」を謳っていましたが、一度も「戦争反対!」とは言わなかったそうです。
きっと、この理(ことわり)を知っていたのでしょう。
「戦争反対!」といえば、戦争が増えてしまうことを知っていたのだと思います。
同じ内容でも、使う言葉で正反対の結果になっていくのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
言葉や思考の違いって面白いですよね。
「どうせ私なんて」+「ポジティブな表現」で大きくその後の世界が変わります。
あなたも日頃の口癖に意識を向けてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧くださいましてありがとうございました。
佐々木 憲司
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